老人ホーム選び

特別養護老人ホーム(特養)とは?

特別養護老人ホーム(特養)とは?

特別養護老人ホームは、在宅での生活が困難になった要介護の高齢者が入居できる公的な介護保険施設の1つです。特養と略されることや介護老人福祉施設と呼称されることもあります。

特別養護老人ホームの特徴

特別養護老人ホームは看取りの対応が可能なため、終の棲家になりえますが、現在は満室の地域が多く、入居までに時間がかかる傾向にあります。

特別養護老人ホームには従来型とユニット型の2つのタイプがあり、従来型は4人部屋が多く、施設全体で介護を行うのが特徴です。ユニット型は2002年から制度化されたものです。すべて個室で10人程度を1つのユニットとして少人数の介護を行うことが特徴です。個人のプライバシーを尊重して、小人数の単位の個別ケアを充実させることを目指したものです。

入居条件

入居条件は在宅での生活が困難になってしまった介護3以上の高齢者です。特養の入居を断られるケースとして医療度が重く、24時間のケアを必要とする方や感染症があり、周りにうつす可能性のある方などは集団生活が難しいと判断されて入居できない場合もあります。

また、反対に介護1や介護2の方でも入居できる場合があります。例えば、認知症で日常生活に支障を来たしている、知的障害・精神障害等を患っている、家族から虐待を受けているなどが挙げられます。

入居までの順番は毎月、入居判定委員会により決まります。介護度や家族の状況などから総合したものを点数化され、点数が高い順に入居となります。

特別養護老人ホームの費用

特別養護老人ホームは公的な施設のため介護保険が適用されます。そのため民間の施設に比べると費用は安く設定されており、有料老人ホームのような入居一時金もありません。月々の費用は施設サービス費・居住費・食費・日常生活費等で構成されています。

サービス内容

特別養護老人ホームで提供されるサービスの内容や設備及び運営に関する基準は都道府県で定められており、それに則ってサービスが提供されています。

  • 食事
    栄養士が献立を組み立て、栄養バランスや入居者の身体の状況・嗜好を考慮した食事を提供しています。また、自立支援のためにできるたけ離床して食事を摂ることが推奨されています。
  • 入浴
    回数は週2回が規定となっており、入浴ができない時は清拭をして身体の清潔を保ちます。寝たきりの方や車いすのような足腰が悪い方で機械浴槽などにより入浴できます。
  • 排せつ
    基本的に自立を促し、入居者の身体能力を最大限活用した援助を行うことを基本としています。また、レクリエーションやイベント、リハビリなども行われています。

人員基準

人員基準は基本的に3対1となっており、入居者の数が3人に対して介護、もしくは看護職員が1人必要です。

設備基準

設備にも基準が定められており、居室定員4人以下で一人に対して床面積は10.65㎡以上です。また、入居者のものを保管するための物置も必要となります。さらにブザー又はこれに代わる設備の設置が義務付けられています。

浴室・トイレ

浴室の広さは介護を必要とする者が入浴するのに適したものでトイレは介護を必要とする者が使用するのに適したものと定められています。

居室タイプ

居室にもタイプがあり、ユニット型個室・ユニット型準個室・従来型個室・多床室とあります。

  • ユニット型個室
    10人程度のユニットごとに共用スペースが併設されている個室です。台所・食堂・リビング等の共有スペースを囲むように個室が配置されています。個別性が重視されているのが特徴です。
  • ユニット型準個室
    居室がカーテンなどで仕切られて完全な個室にはなっていないユニット型の個室です。 ユニット型個室と同様に台所・食堂・リビング等の共有スペースを囲むように個室が配置されています。各個室は天井との隙間がありカーテンなどで仕切られており、完全な個室になっていません。
  • 多床室
    定員2人以上の個室ではない居室です。ひとつの部屋に複数のベッドやクローゼットなどを配置した居室構成になっています。家具やカーテンなどで仕切られているため、プライバシーが保たれにくいです。
  • 従来型個室
    ユニットを構成しない個室で従来型個室は従来通りの運営の仕方の特別養護老人ホームとなっています。
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