日々の生活

老人ホームで行われるレクリエーションの種類と目的

老人ホームで行われるレクリエーションの種類と目的
老人ホームでは入居者の心身機能の向上や娯楽の目的でレクリエーションを実施しています。レクリエーションは老人ホームに勤務しているスタッフや近隣のボランティアにより運営されていることが多く、入居者の趣味趣向やお身体の状態によって内容を変えるなどして入居者に楽しんで参加していただけるよう工夫している施設が増えてきました。

レクリエーションの種類

レクリエーションに参加することによってお部屋に閉じこもることを防いだり、他の入居者や職員など他者との交流を図り、楽しみや自身の役割を感じることで心身機能の向上にも大きく影響してきます。例えば、普段は頑固で笑顔がない入居者でも犬や猫などの動物が訪問してくれる「アニマルセラピー」や近隣の園児などが訪問してくれる「お子様とのふれあい」などのレクリエーションは心が癒やされ自然に笑顔が溢れる人気のレクリエーションのひとつです。前述の「アニマルセラピー」や「お子様とのふれあい」などを含め、レクリエーションは運動的/文化的/娯楽的の3つに大きく分類されます。

運動的レクリエーション

  • 体操、テレビ体操、歌体操、集団体操、食事前の口腔体操
  • マシントレーニング、ジム機器の利用、スリングやケーブルを利用
  • ボールやバー、ゴムバンド、不安定板など道具を利用した運動

文化的レクリエーション

  • 俳句、短歌、自分史などの文学的創作
  • 手芸、工作、美術などの各種工芸
  • 合唱、演奏、演舞などの芸術的活動
  • 書道、華道(フラワーアレンジメント)、茶道など探求、精神性に通ずるもの

娯楽的レクリエーション

  • 歌や踊りの観劇、鑑賞
  • その場を楽しく過ごすゲーム
  • 自然の移ろいや、風景、地域の雰囲気を楽しむ外出や旅行

レクリエーションと機能訓練(リハビリ)

それぞれのレクリエーションは目的と意味を持って開催されています。運動の分野だけでなく、文化的・娯楽的なレクリエーションでも意識的に身体を使うように声をかけたり、入居者全員が興味を持って参加できるよう工夫されています。また、日々のレクリエーションや日常生活の中で行う動作が機能訓練(リハビリ)の場になるよう構成されています。
  • 俳句、短歌、自分史などの文学的創作
    →記憶の想起、手指の巧緻性、書写技術、集中力の維持
  • 手芸、工作、美術などの各種工芸
    →知覚/触覚の賦活、構造検討、手指機能の向上、完成による達成感の提供
  • 合唱、演奏、演舞などの芸術的活動
    →記憶の想起、手指の巧緻性、生涯かけて培った技術の披露と称賛の機会
  • 書道、華道(フラワーアレンジ)、茶道など探求、精神性に通ずるもの
    →回顧/回想、特技の披露、手指の巧緻性
  • 歌や踊りの観劇、鑑賞
    →感性の奮起、精神機能賦活、刺激による脳活性、回顧/回想
  • その場を楽しく過ごすゲーム
    →運動機会
  • 自然の移ろいや、風景、地域の雰囲気を楽しむ外出や旅行
    →屋外歩行訓練、精神機能賦活、座位の耐久性
ほとんどの老人ホームでは、ここまで紹介したレクリエーションを週1回~毎日のペースで提供されています。基本的に費用は発生しませんが、フラワーアレンジメントや茶道、陶芸など材料費や講師代として有料のレクリエーションも提供されます。また、外出や外泊などのレクリエーションも有料になることがあります。内容によっては付添いの職員の旅費や食事代なども入居者の負担になる場合がありますので、参加される場合は事前に確認しておくと良いでしょう。

まとめ

老人ホームを選ぶ際はレクリエーションの内容や頻度、有料レクリエーションの費用なども見学の時などに確認しておくことをお勧めいたします。また、ホームページなどでもレクリエーションの様子が紹介されていますので、一度確認してみてはいかがでしょうか。
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