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蝉の声が本格的な夏の訪れを告げる7月20日、ホスピタルメント白金では、恒例の「四季彩膳」を開催いたしました。今月のテーマは「文月 盛夏の一颯(せいか いぶき)」。うだるような暑さの中、そっと心に涼風を運ぶような、繊細な味わいと彩り豊かな膳をご用意しました。
鮎のうるか焼きの香ばしさ、鱧湯引きのやさしい口当たり、蜀黍豆腐のほのかな甘み――。どれもが夏の息吹を感じさせる一品です。吸い物には、ひんやりとした冬瓜の冷や汁を。白ご飯には、梅と辣韮おろしを添えて爽やかに。締めくくりは、瑞々しいメロンで、涼やかな余韻をお届けしました。
料理長・中西秀一が心を込めて仕立てた今月の四季彩膳。「目でも涼しさを感じる」「暑さが和らぎました」と、お客様からも笑顔がこぼれるひとときとなりました。目・舌・香り・手触り・音――五感すべてで味わう、文月の食の風趣をお楽しみいただきました。