2025.11.12 スタッフブログ
「包丁一本で笑顔を」〜料理人の技が生む感動の瞬間 飾り切りがつなぐ心と心~😊
皆さま、飾り切りというものをご存じでしょうか??
普段、東館で皆さまにお食事を提供させていただいている中華料理出身の料理人が、今回、紅心(こうしん)大根と胡瓜を使った飾り切りを作ってくれました。
紅心(こうしん)大根は、可憐な花に姿を変え、その周りを見事な胡瓜の龍がぐるりと囲んでいる姿に、料理人の創意工夫が光る作品となっています☆彡

飾り切り(かざりぎり)とは、野菜や果物などの食材を美しく切り、料理の見た目を華やかにする技法です。
日本料理では特に多く使われ、食材を花や葉、動物などの形に見立てて切ることで、料理全体の印象を各段に引き立てます。
料理人の技とおもてなしの気持ちをこめた作品を展示すると、ご入居者さまだけではなく、ご来館いただいたご家族さま、職員など、作品の前を通られるたびに、「本物の花かと思った!!」、「若い頃、母がよく作ってくれたわ。ここまで上手じゃなかったけどね」と懐かしそうに、食卓でのご家族さまとの思い出を語ってくださったり、写真を撮られる方もいらっしゃいました♬
料理人の手から生まれる飾り切りは、ただの技術ではなく、心を届ける手段にもなっています。
これからも、そんな“食べる芸術”を通じて、ご入居者の皆さまに喜びをお届けできればと思います。
季節の移ろいを感じながら、目でも楽しめる作品として、飾り切りが日々の暮らしに彩りと会話をもたらしてくれることを改めて実感しました。
次は、どんな作品が登場するでしょうか。
またこちらでご紹介させていただきます😊