vol.021 発行

桜梅桃李

桜梅桃李

おしどり夫婦の秘訣

互いの顔を見合うことが、二人の元気の秘訣。

ホスピタルメント桜十字|森 利夫様・弥生様 ご夫妻

ホスピタルメント桜十字|森 利夫様・弥生様 ご夫妻

ホスピタルメント桜十字にお住いの森弥生様と、毎日奥様のもとにいらっしゃる利夫様ご夫妻。お二人が出会ったのは終戦後の勤め先。奥様に一目ぼれしたご主人と大恋愛の末の結婚でした。

仲睦まじいお二人は、ほとんど喧嘩したことがないのだそうです。夫婦円満なのは、妻の人柄のおかげです。私は、終戦引き揚げ後15歳で就職して、学校も出ていない。酒もたばこもせず、周りの同僚たちが出世する中、妻には腹に据えかねることもあっただろうと思っていました。しかし、この62 年、はっぱをかけるようなことは一言も言ったことがなかった。子供たちにも、私のいいところだけを伝えてくれたから、子供たちも立派に育ってくれたと思います。感謝してもしきれません」。これまで奥様にも誰にも話したことがなかったという思いを語ってくださった利夫様。奥様の弥生様は「それは貴方が努力をしたからよ」と言葉少なに受け止められます。インタビューの間も、お二人は互いを褒め合い、感謝の言葉を交わし合っていらっしゃいました。

弥生様がホスピタルメントに入居されたのは、昨年末のことでした。ご主人の利夫様は、今も現役の労働安全コンサルタントで、いつ何時呼び出しがあっても対応できるように、いつも三つ揃えのスーツに身を包んでいらっしゃいます。10年ほど前から、奥様が怪我と入院を繰り返し、日中はデイサービスを利用されていました。利夫様はいつも気にかけながら仕事に出かけていらっしゃいましたが、昨年9月に奥様が転倒して入院。退院後の経過が芳しくなく、弥生様の住まいをホスピタルメントに移すという選択に至りました。その頃のご主人は仕事をしながら、主夫業・奥様の身の回りのお世話と、三足の草鞋を履いて奔走していらっしゃいました。家に奥様を一人で残して仕事に行く際は、訪問介護を利用したり機械警備を入れたりと万全を期してはいたものの、「やはり一人にするのは心配でした。しかし、ここに来てから、(弥生様の)顔色が良くなって、健康になりました。それが何より良かった。かかりつけ医からも『いい選択をしましたね』と言われてほっとしています」。奥様の安全が、ご主人の安心に。奥様を大切にしているからこその選択でした。「今は時間の限り、互いの顔を見せるようにしています。そうすることで、お互いが元気になりますからね」。心穏やかに過ごせる今を、お二人は満喫していらっしゃるようでした。

お互いに言いたいことを言って、一緒にいることが長生きの秘訣。

ホスピタルメント文京弥生|石井 利江様・重喜様 ご夫妻

ホスピタルメント文京弥生|石井 利江様・重喜様 ご夫妻

お二人を結びつけたのは、親同士の仕事のご縁だったという、石井利江様ご夫妻は、どこへ行くにも一緒。出歩くのがお好きで、趣味は旅行やゴルフ。若いころに奥様が結核を患い、健康のためにと勧められて始めた社交ダンスは、「ご主人も一緒にされては」と勧められるままに夫婦でペアを組みました。メダルテストで2級を取得、帝国ホテルでのディナーショーでも披露するほどの腕前に。年に一度参加するクルーズ旅行では、ディナーのあとのダンスパーティーが定番。趣味と趣味が結びつき、週に一度のレッスンには30年間通い続けたのだそうです。

そんなお二人の夫婦円満の秘訣は、お互いにざっくばらんで言いたいことが言い合えること、同じ趣味があること、そして、お互いに一緒にいること。それは、長生きの秘訣でもあるのだとおっしゃいます。

利江様がホスピタルメントに入居されることになったのは、体調を崩されて入院した病院で、点滴か胃ろうかの選択を迫られてから。「年齢的にも、胃ろうにすればきっと良くなる」と、主治医に言われはしたものの、そのまま自宅に戻るのは難しく、なるべく自宅に近い退院先を捜し、いくつかの施設を見て決められました。ホスピタルメント文京弥生は、建物の新しさと明るい雰囲気、東大の前という閑静な環境、ご自宅から交通の便が気に入り、入居を決められました。坪庭が見え、ゆとりが感じられることから、「心に余裕ができる」とご入居されたお部屋もお気に入りの様子。昔から良く人が話に来ていたという明るい人柄の利江様に会いに、今もご友人たちがよく遊びにいらっしゃるそうです。

利江様が入居された当初は、実は起き上がることも難しいような状態でした。しかし、ご主人の希望により、セラピストとリハビリを行い、今は車いすに腰掛けて起きていられる時間も長くなってきました。「ここにきて良かったと思うのは、妻が以前よりも明るくなって、笑顔も会話も増えたこと」。外出が好きだというお二人は、また以前のように出かけたいと、ご主人も一緒になって奥様のリハビリに取り組んでいらっしゃいます。「暖かくなったら一緒に桜を見に行こうね」とご主人。そんな希望も、お二人の元気と仲睦まじさの秘訣になっているようです。

お客さまとご家族さまをつなぐ、会員制レストラン

お客さまとご家族の皆さまが、思い出に残るような時間を過ごすお手伝いをしたいと、ホスピタルメント文京千駄木でスタートした「会員制レストラン」をご紹介します。

対象施設

  • ホスピタルメント文京千駄木
  • ホスピタルメント文京弥生
  • ホスピタルメント世田谷八幡山

Q「会員制レストラン」って何?

ホスピタご入居者様のプライベートレストランです。会員資格は、ホスピタルメントにお住まいであること。ハレの日や誕生会など、お客さまのご要望に合わせてホームパーティーのように利用できるプライベートレストランです。 ※ご予約が必要です。

Q 介護食もOK?

食べやすさとおいしさを両立します。真空調理や酵素調理などの化学調理を駆使して、食べやすさや咀嚼、嚥下の状態に対応するだけでなく、おいしさを引き出した調理を行います。

Q 場所はどこ?

会場は、安心の施設内です。施設内にて、季節感を取り入れた空間演出で会場を設定します。施設内には看護師が常駐しているため、飲酒のご希望などにも体調管理を行いながら対応が可能です。

Q お酒は飲めるの?

お酒も楽しんでいただけます。安心して楽しんでいただけるよう割れないグラスで提供いたします。お持ち込みも受け付けております

Q 普段のお食事と違うのは?

ホテルと同等のおもてなしで提供します。コンシェルジュが指揮を執り、訓練を受けたスタッフだけがお客さまのおもてなしにあたります。キッチンと連携を取り、会やお食事の進み具合に合わせてお食事をお出しします。

Q 利用するには?

コンシェルジュにお申し付けください。一流ホテルや航空会社で経験を積んだコンシェルジュが、お客さまのご希望をお聞きします。お好みや食べられない物はもちろん、お客さまのご気分やゲストの方々に応じて、思い出に残るお食事の席を企画します。

Q 食事はどんなもの?

お客さまのためだけの特別メニューをご用意します。料理人がお客さまのためだけにつくる特別メニューを提供します。ご要望に応じて、コース料理やプレートメニュー、ビュッフェ形式、どのような形にも対応します。料理にはお品書きを準備しますので、ぜひ記念にお持ち帰りください。

お客さまとご家族さまをつなぐ催しもの。

四季彩膳

お客さまとご家族の皆さまが、一緒に食卓を囲む機会をホスピタルメントでも提供したいと、月に一度「四季彩膳」を実施しています。各棟共通のお食事イベントです。
四季彩膳 お食事

お食事

福岡天神の1月の四季彩膳、「和洋中プレミアムおせち」。季節を五感で楽しんでいただきたいと、旬の食材を使い、趣向を凝らした御膳をご用意しています。
四季彩膳 ポスター

ポスター

熊本のご案内ポスター。当日までを待つ時間も楽しみにしながら過ごしていただけるようにと、事前に貼り出しています。
四季彩膳 新聞

新聞

福岡天神の「お食事部新聞」。四季彩膳のお品書きに加え、旬の食材についてのコラムも添えています。ちょっとした豆知識は、会話のきっかけにも。

ミニ写真展

来館されたご家族の方に、お客さまの普段の様子や、イベントや外出レクリエーションなどを楽しんでいらっしゃる様子をお伝えしたいと、皆さまに見ていただける場所でミニ写真展を行っています。
ミニ写真展 掲示ボード

掲示ボード

ホスピタルメントさくら西館では、とにかく見て楽しんでいただきたい!と、スタッフが趣向を凝らして掲示ボードをデコレーション。

イベント

コンサートなどの他にも、お祭りなどご家族が参加して楽しめるさまざまなイベントを企画しています。
イベント ハンドマッサージ

ハンドマッサージ

ホスピタルメントさくら東館にて、お客さまとご家族の皆さまに、日ごろの疲れをいやしていただきたいと、感謝フェアとしてハンドマッサージを開催。「親子で参加できてよかった」「いつもがんばってくれるお嫁さんが癒されていて嬉しい」と喜びの声をいただきました。

春の甘味

ホスピタルメントならではのアレンジで、春らしさを味わえるデザートをつくりました。桜の色や姿、香り、味。春を五感でお楽しみください。

桜モンブランロール

桜モンブランロール

ホスピタルメント武蔵野|料理技術指導責任者 小池 肇

淡い色合いが美しい春満載のロールケーキ。ふわふわの生クリームと米粉を使ってモチモチに仕上げた抹茶のスポンジ生地は、甘さ控えめの上品な味わい。桜餡を練り込んだモンブランは薫り高さにこだわりました。桜の塩漬けと一緒に頬張れば、春の香りが口いっぱいに広がります。

桜スウィーツ

桜スウィーツ

ホスピタルメント板橋ときわ台|料理長 今吉 新一

二種類の桜餅を一つのプレートに。一つは、スタンダードな関東地方の桜餅。刻んだ桜の塩漬けを生地に練り込み、一層香りを立てるアレンジを加えました。もう一つは、葛粉の冷たい桜餅。バニラアイスとこし餡に、刻んで塩抜きした桜の塩漬けを練り込んだ葛餅を載せました。苺や黒蜜、きな粉と一緒に、さまざまな味を組み合わせてお楽しみください。

ホスピタルメントのプロフェッショナル

FILE_06 入居相談員|ホスピタルメント福岡天神 井上 徹

ホスピタルメント福岡天神 入居相談員 井上 徹

お客さまと施設、人対人の最初の接点

ホスピタルメントには、電話やホームページ、直接のご見学など、さまざまな方法でお問い合わせをいただきます。その際に対応させていただくのが、私たち入居相談員です。最初の対応の際に気を付けているのは、何に困っていて、何を求めていらっしゃるのか、「まずお客さまの話を聞かせていただく」ということ。お客さまのニーズとホスピタルメントのサービスがマッチしていれば、お客さまにとって生活の質の高い生活を送っていただけますし、そうでなければ思い描く生活と実際にズレが生じます。そういった視点でお話を伺った上で、お客さまに必要な情報を提供するようにしています。

お客さまにとって「解」になりうるかどうか

つぎに、ニーズに合う・合わない、メリット・デメリットを含め判断材料を提供し、お客さまのお困りごとや心配事、生活を改善するための「解」にホスピタルメントがなれるかどうか、判断していただきます。生活を変える大きな決断ですので、フェアな情報提供を心掛けています。ニーズに合う点はそのままメリットになりますし、合わない点は妥協できるかどうかが焦点となります。さらに、生活のイメージを持っていただきやすいよう、今の生活と比較するなど、具体的な話をするように努めています。

会ってお話しする大切さ

新しい生活の場を選ぶという大切な節目への準備ですので、実際に足を運んでご見学いただくことをおすすめしています。相談だけでも構いませんので、気軽に来ていただけると嬉しいですね。会ってお話しすると、電話口よりも深いお話ができますし、ニーズに合うかどうかをより詳細に確認いただけます。ホスピタルメントの各施設では、なるべく気負わずにお越しいただけるよう、イベントを催したり食事体験を企画したりなどしています。

施設との間をつなぐお客さまの代弁者

入居が決まると、ケアマネジャーや施設長、ヘルパー、看護師、生活相談員など、入居後の生活に関わる人々へのバトンタッチが始まります。お客さまがホスピタルメントのスタッフたちとの信頼関係を構築していただけるよう、これまでに得た情報をしっかりと引き継ぎ、ご入居当日に備えます。ご入居後は、寂しいことにお客さまとの関わりは少なくなってしまいますが、お客さまがホスピタルメントの中で元気な姿で、スタッフと親しくお話していらっしゃるの見ると、何より嬉しく感じます。これからも、そういったお客さまのお姿が見られるよう、お客さまとご家族の一大決心に誠実に寄り添ってまいります。
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