2025.06.28 スタッフブログ
小玉スイカの試食会を開催しました ~育てる楽しみ、味わう喜び~
先月より、2階デッキではお客さまと一緒にガーデニングに取り組んでおり、いくつかの夏野菜をプランターで育てています。その中のひとつ、小玉スイカがこのたび見事に実をつけ、収穫の時を迎えました。
毎日欠かさず水やりを続けてくださったのは、「園芸先生」の愛称で親しまれているお客さま。実が膨らんできてからは、自重で落ちないようネットで支え、丹精込めてお世話くださいました。デッキに面した窓からはその様子が見え、他のお客さまたちも「育ってきたね」「大きくなった!」と日々の変化を楽しみに眺めておられました。
2日前に収穫し、しっかり冷やして迎えたスイカの試食会。
皆さまの前で料理人が包丁を入れ、パカッと割れると、真っ赤な果肉が現れ「わぁ、きれい!」「立派に育ったね!」と歓声が上がりました。
今回は、収穫したスイカを皮付きの三角形にカットしてご提供します。
普段は昼食時などにデザートとしてスイカをお出しする際、食べやすさを優先して皮を取り除いておりますが、今回はあえて昔ながらのスタイルに。皆さま、手に持ってそのまま召し上がり、「甘かぁ〜!」「種まで黒々して立派!」と大変好評でした。おかわりを希望される方も多く、あっという間にスイカはなくなりました。
「昔は皮で漬物を作りよったよね。懐かしかね」
と懐かしい記憶を語り合う声も聞かれ、スタッフもおすそ分けをいただきながら「甘いですね!」「美味しいです!」と、お客さまと一緒に喜びを分かち合い、
「今日は食べないつもりだったけど、切ったところを見てあまりに真っ赤だから、つい手が出てしまった。育つ様子を見てたからか、味も格別だった」
「ここで採れたものを食べられるって、なんだか幸せ」
と感想をくださる方もいらっしゃり、園芸先生も
「自分で育てたものを食べれるなんてありがとうございます。ここで役割を作って頂いて本当に幸せです」
とおっしゃっていました。
デッキでは、ゴーヤやナス、トマト、ピーマンも順調に育っており、これからの収穫がますます楽しみです。暑さの増す季節ですが、皆さまと一緒に育てた野菜を味わいながら、元気に夏を過ごしてまいります。